瑕疵物件の需要はどの層?
瑕疵物件の需要はどの層?
駅からの距離や家屋の設備などが同じ程度の物件であっても、瑕疵物件は基本的に家賃が相場の半額程度の賃貸物件として扱われるため需要は少なくありません。
主な層としては、日中は外出していることが多く部屋には寝るためだけに使用している人や、基本的に留守がちな人、経済的にあまり豊かでない人などが多いようで、男女別で見た場合はそのほとんどが若い男性と年配の男性となっており、女性の利用者はほとんど存在しません。
また、世帯別で見た場合も独身者や単身者が最も多く、家族世帯で利用しているケースは非常に稀であることが大きな特徴となっています。
大手調査機関による瑕疵物件に住んだことがある人を対象とした調査では、もともと瑕疵物件で部屋を探していたという割合がおよそ40パーセントと最も多く、不動産広告や物件サイトで知ったという30パーセントを加えて全体の70パーセントが瑕疵物件と知っていて契約をしたことが明らかになっています。
瑕疵物件で1人暮らしをしないための注意点は
瑕疵物件に住むというのは、なかなか勇気がいるものです。
過去にどのような事件があった物件かにもよりますが、あまり落ち着いて住むというにはちょっと厳しいといえます。
そのため、瑕疵物件で1人暮らしをしないためにも、物件選びでの注意点をチェックしておくことが大切です。
基本的に、瑕疵物件の場合には家賃が安い傾向があります。
募集をかけてもなかなか人が入らない点から家賃を下げることにより魅力をアピールすることもあるでしょう。
また、不動産屋に対して、直接瑕疵物件ではないか確認してみるという方法や住みたいと思っている物件の周辺のお店や近所の方に、問題ない物件か聞いてみることも有効な手段です。
噂話など近所に住んでいる人達なら知っているため、問題のない物件か把握するならその地域に住んでいる住人に聞いてみるといいでしょう。
いきなり知らない人に話しかけるというのは抵抗があるという場合には、飲食店などで食事をして、店主などに何げなく話を聞いてみるというのも有効な手段です。
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